読んでてしんどいのが好きってどうなのかしら
ちょっと読んだ。
- 作者: 渡辺航
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/07/08
- メディア: コミック
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絵柄もかわいいし、
メジャースポーツではない自転車競技なのに、わかりやすいし
決めゼリフもかっこいい。
でも、なんか物足りなくおもってしまう。
「しんどくない」のです。
読んでて、「もういやや!!やめて!」とおもわない。
同じチャンピオン掲載の自転車まんがである、こちらと比べて
そこんとこ強く思った。
- 作者: 曽田正人
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
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山を登るときの画が違う。
『シャカリキ!』のテルはとんでもなくきったない顔する。
汗ダラダラかいて
鼻垂らして
身体をのけぞらせて、心臓バクバクさせて。
運動やった事があれば分かる、あの
「しんどさ」が余すところなく表現されている。
でもまだちょっとしか読んでないし、
そのうち出てくるかもしれんから、
しらん。
どっちにしろわたくしは、読んでて「しんどい」漫画が好きみたい。
『スラムダンク』とか『リアル』も、しんどかったなぁ。
『リアル』は精神的にもしんどい。
でも「しんどいだけ」は、いややったりする。
『テレプシコーラ』や『残酷な神が支配する』は気が重い。
重すぎ。
なぜこんな気持ちにさせられなければならないのか?と、作者に問いたくなる。
結局すばらしいので読むけど。
『この世界の片隅に』はベストな「しんどさ」でした。
なんでこんなに「しんどさ」に惹かれるのか。
心揺さぶられるってそういうことだから、なのかな。
まるで自分が体験してしまったかのように、「しんどく」なる作品。
息をするのを忘れてしまって、苦しくなってしまったりする作品。
そういった体験をさせてくれる作品は、
同じように「たかまり」や「興奮」も伝えてくれる。
‥‥というわけで今日は
娘が買ってきた別マの『君に届け』で泣くおばはんの
心の叫びブログでした。
関係あるのかどうか知らんけど『ワンピース』にハマれないのは、
歳のせいなのかしら‥‥