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おかわり

たーんとおたべ

偽装の夫婦 第9話 感想とか

あまみん テレビ

「偽装の夫婦」第9話を見た。

ツイッターとか見てたら、感想書いてる人みんな若い。
うちの子高校生やから、同じぐらいやん。

そう思ったら、あの子らのお母さんぐらいのええ歳したおばはんが
こんなこと一生懸命書くのもあれかと思うけど、
書きたいから書くわ。
読みたい人だけ読んでくれさいね。

 

 

 

 

 

・前半の流れは正直眠たかった。

いつもみたいなテンポが感じられなかった。

 

ヒロもただの天海祐希になってもうた。
……要するに、死ぬほどきれいで、かつかわいい、
大人の女性なのにどこか少女な、ときに少年な、
超絶すてき女性ということやけどね。
でも、超冶との絡みはやっぱり今までどおり最高にいい。
超冶とヒロの絡みは、何かヒロが柔らかく、女の人らしくなる。
はしゃいだり、曖昧だったり、動揺したり。そこが大好き。
トゥルルルルルル~……ってドラムロールのくだりも好き。

 

・で、カップリング。

保君と超冶は、わかる。理解できる。
好き同士ということ。

でも、水森さんとヒロはわからん。
だって、ヒロは水森さんのこと、そういう意味で好きではないやん。

あの人ら同居してはるけど、身も心も愛し合っているの?
布団川の字やし、あれって多分プラトニックと違うの?
水森さんはそれを望んでいるの?違うよね。
ヒロは水森さんをそういうふうには愛してくれない。
いや、愛せない。
そのことに水森さんは気づいているよね……
だから「結婚式」という、目に見える、形のあるものを望む。
うち、正直あそこは「抱いてくれ」と言うのかと思った。
でも、言われへん。多分無理やから。
だから「結婚式しよう」になったん違うのかな。

それでも一緒にいたい恋心やけど、
どっちかが遠慮している関係はいずれ破綻する。
ゆうちゃんがいるから、
この、いつか別れが来るだろう予感は、見ていて本当につらい。

でも、この関係性って、
超冶とヒロの関係性と同じなんよね。
せつなすぎるよ。

「レズ展開きもい」とかじゃなくて、
好き同士じゃないこと、愛が余りに不均衡であること、
ここが一番自分はひっかかる。
あと、思いっ切り女性なヒロに
「パパ」を望むのも無理があると感じた。

関係ないけど、水森さんは早目につえを使ったほうがいいと思う。
跛行をあのままにしておいたら、そのうち腰やら肩やら痛めるから。


・そんで、富山行き。

図書館に超冶が来て、
「一緒に富山へ行って」と言われたときのうれしそうなヒロよ。
チケットもらって、もうワクテカとまらん風情なヒロよ。
今は感情がわかりやすいけど、多分、第1話からこの人はずっとそう。
「ヒロが超冶に振り回されてかわいそう」という感想をいっぱい目にしたけど、
嫌やったら断れる人やから、最初っからまんざらでもなかったんやと思う。
ヒロは、初めっから超冶が大好きやった。で、今もやっぱり大好き。

書庫で水森さんにメール打ちながら「なぜ?」とか言ってるけど、
いいようにとったら、
相変わらず自分の感情を認知するまでに時間のかかる鈍いヒロ。
悪いようにとったら、
未練たらたら、理由をつけて超冶と一緒にいたいヒロ。
人間臭ぇ……。最高やん。

お母さんへの対応は、もう少しいい感じにしてほしかったな。
あれでは説教か演説やん。
心をむき出しにぶつける演出か、
じんわり優しさが伝わる演出が欲しかったなぁ。

 

・で、同衾する。

ダブルでの同室が可能かフロントに確認される。
ここも断れば断れる状況。
実家に泊まるとか、違う宿とるなりすればいい。
超冶に「別にいいよな?」って言われてからのヒロはかわいい。
ここは、「もうわたしへいきなのよ、わたしたちしんゆうだから」って
格好つけて受け入れたのか、どうなのか。
いや、もう、ほぼほぼ望んでたん違うん……?
ダブルで浮気って、何たる不道徳!流されるあまみん(あ、言ってもうた)最高!

そのあとのやりとりもよかった。
枕をずらすところとか、距離をとりたがるところは、
無駄な抵抗はやめろと言いたい。
超冶に迫られて、返す言葉、
「覚えてるけどさ……」
「それは……」
「そうだけど……」
この、含みを持った言い方。何これ。
はっきりノーを言わない、揺れてるヒロ、めっちゃくちゃ色っぽい。
困った顔で超冶を見詰め返すヒロ、切なくて、かわいくて、
何かちょっとかわいそうになる。

予告見たら、ヒロはこの後ちゃんとノーを言うみたい。
それでいいわ。ほっとした。
このお話の肝は「純な恋心」やから、
このシーンはどきどきしたけど、やっぱり浮気はだめやね。

でも、心ははっきり動いた。
ここはどうすることもできない不義であり、事実。
人生には、やってみないとわからないことがたくさんあるってこと。
で、その責任は自分でとるしかないってこと。
保君や水森さんに筋通さなあかん。
感想に、「保君はただホモ化しただけでかわいそう」っていうのがあったけど、
別に超冶にレイプされたわけでもなく、
普通に保君の気持ちが動いた結果だから、
超冶の素直さに腹が立つけど、仕方のないことだと思う。

 

超冶が偽装結婚の間にヒロに与えたもの。
一緒においしく食べること、好きな服を選んで着ること、誰かと踊ること、
きょうあった出来事を話すこと、つらさや悲しみ、喜びを分かち合うこと、
そして、身体と心をもって人を愛すること。
それは、すなわち「生きる」ということだと思う。
「超冶のバイタリティーに惚れた」というセリフがあったと思うけど、
偽装結婚する前のヒロは、お腹に入れるだけの食事をひとりでとっていた。
いつも同じ服を着て、心の中で毒づくだけで誰とも分かち合わないでいた。
人生にはやってみなければわからないことが本当にたくさんある。
実際に自分の肉体をもって、
情熱と愛情をもって抱きしめてみなければ変えられないものがあるということ。

第9話は、そんな感想。


 

 

 


めっちゃいいのに、第9話めちゃくちゃたたかれてるから、
誰かが書かなしゃーないやん?「めっちゃよかったで!」って。
本気で、情熱と愛情をもって。