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おかわり

たーんとおたべ

ピチカートファイヴの「陽の当たる大通り」

 


pizzicato five - 陽の当たる大通り

 

今はパソコンとブラウザとインターネットという便利な三点セットがあるので、
ちゃんと歌詞を検索して、見ながら聞いてみました。

 

PIZZICATO FIVE 陽の当たる大通り 歌詞

 

びっくりした。

これって、こんな切ない歌やったんや……ちょっとたまらん。

 

かなわない望みの歌。
手離した恋の歌。

「陽の当たる大通り」「口笛」「一張羅のポケットの中」「アステアみたいに」

「表通りの真ん中で
 偶然あなたに出逢って
 大きな声で名前を呼んで
 抱き合ってキスして」

「そしてあなたと朝まで
 バラ色のベッドのその中で
 たわいのないこと話しつづけて
 抱き合ってキスして」

こんな言葉やシーンから連想されるのは、
ありふれた、素朴な、
でも、明るく軽やかな、エレガントで温かい「特別な」日常。

恋人がいれば、
あなたさえいれば、
お金なんかなくても晴れがましく、
世界の全てが特別になる。
それなのに。

望んだけれど、何らかの事情でかなわなかった。
「死ぬ前にたった一度だけでいい」とまで願うほどに渇望したのに。
当たり前は、近いようで遠かった。

そして、一番胸にくるのは、去り際の鮮やかさ。

ああ、何ていい女なんだ!

 

キリンジもカバーしてるけど、
原曲の一番の持ち味である「軽やかさ」「明るさ」が失われてしまっていて、
キリンジは好きやけど、このアレンジは残念ながら好きじゃないなぁ。
別離を軽やかに明るく歌った、そのりりしさが私は好きだから。
「陽の当たる大通り」「口笛」「一張羅」「アステアみたいに」
という言葉の持つ感覚が生かされていないように感じました。

張っとく。


陽の当たる大通り

 

こんな記事も見つけた。

www.2chopo.com

 ああ、そうか。
私はこの歌を「道ならぬ恋の歌」ととったけど、
そんなふうにも聞けるなぁ。

 

いい歌。