朝生いらいら
先月の「朝まで生テレビ!」、見た方いらっしゃいます?わたしはこんなかんじで見てたんですけど
(→http://d.hatena.ne.jp/toratoratora001/20060729/1154136402)
なんか、見えない壁があるみたいで、ちょっとイライラしてしまいました。
気になったシーンは‥‥
- 中盤あたりで、姜尚中さんがなんべんも「(A級戦犯は極東軍事裁判において)一方では『責任はある』といい、もう一方では『避けようがなかった』という。ええかげんな奴らめ!」(ごめんなさい毎度の事ながらうろおぼえ‥‥誰か補足して〜!)って言ってたんですが、これって
- 『責任はある』 → 国民および国家に対する敗戦責任がある
- 『避けようがなかった』 → 当時の国際情勢における自衛的戦争であった
という意味だと思うんですが‥‥。だとしたら、矛盾しないよね。そんな青筋立ててなんべんも言わなきゃならないことじゃないのではないかと。
- 終盤あたり。田原さんに「結局、太平洋戦争で誰が悪かったのか」という(間抜けな)問いを振られた岡崎久彦さんが『近衛、広田、杉山』と答えてました。ものすっごい、いやな気持ちになりました。
それにしても、どうしてこの番組、いつもこんなふうなんだろう。
「戦争責任はいつも日本の中にだけある!!」っていう。蛸壺史観ってやつ。
ウォーギルトインフォメーションプログラム(WGIP)って、すんごいね‥‥。
ムカムカするほど。
WGIPについてはこちら→WGIP広報局
IWGPとは違うから、気をつけてね。
朝生レギュラーは、右も左も、とりあえずこれを読んでください。
- 作者: 江藤淳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1994/01/10
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