りんちゃん病に臥す
昨日の朝こと。
息子が真っ白インコのりんちゃんのおやすみカバーを外して
「おはよう」の声かけをしていたので、
私も様子を見にいきました。
すると、口の周りにアワかヒエか、
何か粒々がついています。
いつもきれいなりんちゃんがめずらしいな、
水色インコちゃんのたまちゃんならわかるけれども
(彼はウンコやごみを体に付着させがち)
と思いつつ、口の中のつぶをポリポリ食べていたので、
わんぱくな日なのかな、と家事に戻りました。
しばらくすると、息子が
「りんちゃん、ご飯もどしてるわ」
と、驚いた様子で知らせてくれました。
何かカンカン鳴っているな、と思っていたのですが、
それはりんちゃんが首を振って金網にぶつかっている音でした。
首を左右に振って、粒々を吐き散らかしていました。
そういえば、きょうは無口。
そして、だんだんふっくらして目もぼうとしてきました。
これはあかんやつや。
インターネットで見たら、死ぬ的なことしか書いていないし!
怖い怖い!
いつもの病院の開院を待って連れて行きました。
行われたのは
・吐瀉物と糞便の検査(かごごと連れて行ったので、かご内の糞を採取)
・そのうのチェック(膨らんでいないか)
結果、先生のお見立ては、寒暖差による体調不良でした。
「あったか~くしてあげてね、具体的には室温30度をキープ」
と指導され、吐き気どめを処方されました。
「お薬飲ませて二、三十分すればご飯食べ出すわ」
「食べへんかったら、卵を煮抜きしてハチミツと牛乳混ぜて
お団子こさえて口に入れたって」
と、助言をいただいたので、食べなかったらハチミツを買いに行こう……
と思いつつ帰宅。
帰宅後は、
・ヒーターを再出動させ、カバーをかけて、かご内の温度を30度にキープ
・お薬を飲ませる(保定し、くちばしの横に薬液を垂らす)
・ゆでたまごをつくる
を行い、りんちゃんの様子を見ていました。
すると、本当に二、三十分で餌箱におりてきて
少し食べ、またふっくらして寝入ったものの、
しばらくしてまた食べにきました。
夕方にはいつものように
「おじいさんが」「おじいさんが」「りんちゃんかちこいねぇ~」
とべらべらくっちゃべり出し
やっと一安心しました。
そうそう、先生は
「この時期、小動物の風邪が多いんよ~。
今週うさぎとかハムスターやら小鳥がうちにようけ来たよ」
ともおっしゃっていました。
皆様のおうちの鳥さんも、風邪にはお気をつけください!
写真は、かごの前でたたずむりんちゃん。
しかし、そこはたまちゃんのおうち。
「あいつのうち、とったった」とでも言わんばかりのドヤ顔。
放鳥時、よく侵入し、餌を盗み食いしています。
ふだんは脇目も振らず食べるのに、このときはちらちら周りを伺っているので、
「あいつの餌食ったるねん!」感があると思われます。
いつも偉そうにされるので復讐しているのでしょうか。
でも、あんたのうちもとられてるで。
「!」
甘えんぼりんちゃん。
ぐあいが悪いときはかかせてくれましたが、
回復すると威嚇されました。全拒否。